BLOG

機械的にフォロワー数を増やすことに意味はあるんだろうか

投稿日:2019年7月22日 更新日:

今日は個人的な意見です。

ブログ開設と同時に、新しいアカウントでTwitterを始めました。

ちまたには「フォロワーを増やす方法」をネタにした商材が溢れかえってます。

そのフォロワーさんを増やす方法ってのが、機械的マニュアルでびっくりしてしまいました。

確かにその方法を繰り返していると、最終的にフォロワーの数は増えるだろうな。

実は自分も「ブロガーやるにはフォロワーさんを増やすべきかも!」と漠然とフォロワーさんの数を追ってみました。

でも、それに意味があるのかなと思うようになりました。

フォロワーさんの数より、どんな人にフォローしてもらったかのほうが重要ではありませんか?

(もちろんフォロワーさんの数が多いのもステータスのひとつですし、成果のひとつです。1万人のフォロワーさん達成とか目にするとやはりすごいなという思いがあります。)

初めてTwitter始めたときのこと

日本でTwitterが普及し始めた2009年くらいに、どんなものかという好奇心でTwitterのアカウントを作ってみたのが初めてのTwitterです。

とあるお店でバイトで働いていて、ネットショップのWeb担当を任されたばかりの頃の話です。

無料で始められるというTwitterというものがあるというのをネット上で知り、このTwitterでお店のことをもっとたくさんの人に知ってもらえるのではないかと思ったのがキッカケです。

当時お店の店長は、まったく関心がなく「無料ならやってみてもいいよ」という反応だったのをよく覚えてます。

試しに自分個人用のアカウントを作って、Twitterを始めてみました。

Twitterでの思い出ばなし

ちょっとそのときの思い出ばなしなど。

Twitterを始めたのは、引っ越して新しい土地で生活を始めた間もないころでした。

その地域の人をTwitterでフォローしていくうちに、いろんな人とTwitterで繋がることができるようになりました。

「◯◯で飲んでるよ〜」という投稿があれば、そこへ出掛けていくとみた人が集まってるという感じです。

そうやってネット上だけでなく、ごく自然にリアルでも人と繋がるようになりました。

当時は一人暮らしをしていて、雨の中偶然拾った子猫と同居していました。

そんなとき、猫が腎臓病になってしまいます。まだ子猫なのに。。

猫のご飯も病気専用のものに切り替え、週に3回の通院と注射。

正直とても痛い出費でした。でも自分の出費を減らしてでも元気になって欲しかった。

この子猫は拾ったときからちょくちょくTwitterにも登場していたので、フォロワーさんたちはとても心配してくれました。

あるとき「◯◯で集まって飲んでるからおいで〜」とDMをもらい、行ってみるといつもより多めの20人以上の人たちが集まってました。

普段のように参加して飲んでると、誘ってくれた人から封筒を渡されました。

「これ、集まってくれたみんながカンパしてくれたお金だから猫ちゃんの治療に使って。」

集まってる人たちのなかには、初めて会う人もいらっしゃったのに全員がカンパしてくれたとのこと。

それまで生きてきて、こんなに人に親切にされたことは初めてでした。

想像もしなかった出来事に、感謝で胸がいっぱいになりました。

その後も、Twitterの人たちから猫の治療のアドバイスをもらったり、よい病院を紹介してもらったり、親身になって心配していただきました。

自宅と職場の往復だけでは、絶対に知り合えることがなかった人たち。

Twitterがあったからご縁をもらえた人たち。

肩書きも性別も年齢もみんなバラバラ。

Twitterってすごいなと心から感じた出来事でした。

結局、その子猫は2才で天国へ旅たってしまいました。

涙が止まりませんでした。その時に励ましてくれたのもフォロワーさんたちでした。

フォロワーさんが多かったのかというと、そうではありません。

そのときで60人くらいだったと思います。

そのうち、自然とフォロワーさんが増えはじめ、ビジネスとして利用する人や企業も増えはじめ、トラブルも起きるようになり、facebookのほうで信頼できる人と繋がるようになったのでTwitterは辞めてしまいました。

「1万人にフォロワーが増えると、ほぼ常に批判されるようになる」と尊敬してる有名なブロガーさんがつぶやいておられました。

ビジネスとしてTwitter活用するための方法のひとつとして捉えれば、それも仕方ないのかもしれません。

でも、リアルだってTwitterだってビジネスだって人と人の繋がりがあるから成り立ってる。

Twitterは人を批判するためのツールじゃないはずです。

先日サマーウォーズという映画をテレビで放映していましたね。

「サマーウォーズが公開された10年前にozシステムとかアバターとかの未来が来るかもって想像できるところがすごい」と言ってる人がいましたけど、いやいやTwitterが始まった10年前だから想像できたんじゃないでしょうか。

Twitterはテキストメインの世界ですけど、当時Twitterに夢中になってた人たちは心の中ではネットという仮想世界に入り込んでいたはずです。

世界中の知らない人とTwitterで繋がって会話ができる時代になった。本当に衝撃的だったのです。

これはそのうち、自分のアバター(分身)が仮想空間で世界中の人のアバターと会えるようになる日も近い!

と妄想した人も多いはずです。

最後に

話が大きくずれてしまいました・・・すみません。

最初から感情的な文章になってしまい・・・すみません。

1万人のフォロワーさんより、60人のフォロワーさんのほうがいいんだよと言ってるわけではありません。

むやみに1万人のフォロワーさんを集めて常に批判されるより、時間かけてでも信頼できる60人のフォロワーさんと繋がれたほうが個人的には嬉しいなと思うだけです。

今回は、少ないフォロワーさんで体験したTwitterでの思い出ばなしでした。

(もともとTwitterは、人を批判する場所でもなくニュースメディアでもなく、人と人の緩くて温かい「繋がり」を作るコミュニケーションネットワークなんだよ。)

-BLOG
-

Copyright© キツネノシッポ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.