38歳といえば、なんとなく人生の折り返し地点を意識してしまう時期。
でも考えてみて下さい。
今の日本では男性の平均寿命が80歳と言われています。女性はもっと長い。40歳の人でもあと40年もあるのです。
40年間という時間の長さが実感できますか?40歳の人が40年前といえば、生まれたばかり。自分で移動することも、自分で食べることだってできなかったのですよ。
そう考えると、40年という期間には、まだまだとてつもない可能性が残っている気がしませんか?
生き方を変えるには「決めているかどうか」である
ずばり「大切な生き方を決めているかどうか」でイケてる40代になるかしょぼくれた40代になるかが決まります。
自分の伴侶を「決める」、自分の仕事を「決める」、生き方を「決める」ことでこれからの人生が楽しくなっていく。
また、そういう決断が出来るのは35歳すぎだと思います。それまでの失敗や嫌なことを体験してるうちに、自分というものが見えてくる時期だからです。
例えば、自分には今の仕事よりも適した仕事があるのではないか、もっとふさわしいパートナーがいるのではないかと迷い続けるのは当然のことです。
しかし、いろんな経験を積んで、自分というものが多少見えてきたときに自分にふさわしいパートナーや仕事を決めれるようになります。
40代で迷っていてはダメだ、というつもりはありません。しかし、40代は自分の生き方や仕事を「これだ!」と明確にさだめていたほうがカッコイイし、幸せを実感できる。イケてる40代としょぼくれた40代。2つを分けているのは、大切な生き方を「決めているかどうか」ではないか。僕はそう思うのです。
小倉 広 著『38歳までに決めておきたいこと』から引用
まずは愚直に目の前のことをやろう
多くの人は、なにかと文句を言いながら仕事をしているような気がします。
その文句はどこから来るのかというと、不安からきているのではないでしょうか。このままの人生で良いのかという怖れから気持ちを紛らわすかのように、文句を言っているような気がするのです。
この本では、「愚直に目の前のことをやろう。さすれば道はひらかれる。」と言っています。
私もこのサイトを運営していて、本当に道がひらけるのかの不安にかられながらの挑戦です。時には文句のひとつも言いたくなってしまうこともあります。
しかし、目の前のことを愚直に120%行うことでチャンスが生まれると信じています。やっていることとは別の可能性が生まれるかもしれません。
今の仕事を120%、150%一所懸命やる。そうすれば、必ずチャンスが訪れます。そのチャンスは今の仕事の延長線上にあるかもしれないし、今の仕事とは違うかもしれない。それはわからない。ただ、下足番の仕事を、手を抜いてやっている人には、絶対にチャンスは訪れないのです。
小倉 広 著『38歳までに決めておきたいこと』から引用
このまま一生をダラダラと過ごすか、決めることで生き甲斐を感じながらかっこ良く生きるか。納得いく人生を送るために大切なことを教えてくれる一冊です。